TASさんが鬱病になると【健康保険の傷病手当金】と【失業保険の就職困難者】使用し、2年4ヶ月以上の支給期間をロマンキャンセルコンボしながら叩き出す話
- 傷病手当金+失業保険の理論値の話
- 傷病手当金+失業保険の理論値の話
- 傷病手当金のおさらい
- うつ病で休職許可をもらうには…
- うつ病で休職中になると傷病手当金の対象。半年たったら障碍者手帳を申請するツワモノさん
- 「就職困難者」に認定されると失業保険が300日分になる
- あとは失業保険給付中に職業訓練をして給付期間を延命させよう
- 正直言うと、その人が羨ましかったんですよ。
- 【追記】長期間支給だけど、早めに就職した方がいいよ。
傷病手当金+失業保険の理論値の話
前回、傷病手当金の話をしたので、失業後、傷病手当金+失業保険を駆使した理論値の期間をお話ししたいと思います。
前職はパワハラ環境とサーバを直接持たせるような身体的虐待によりヘルニアを煩わせられ、入院中に退職を会社に申請しました。
この状況ならリハビリが終わるまで傷病手当金を貰いながら長期間無職を満喫しながら仕事を探せるなぁと思っていたわけです。実際は、幸運にも案外すぐに決まってしまいましたが。
傷病手当金は退職後も症状が完治するまで給与の2/3が支給され続けます。そのため、ブラック会社から逃げるとき、傷病手当金を申請できれば、事実上、失業保険を伸ばすことにもつながります。
結構、運よく入院という傷病手当金を申請する機会ができましたが、あとで調べてみたら「うつ病で傷病手当金を申請していた方が遥かにオトクだった」という話。
というか、前のブラック会社の人はそういう退職テクみたいななものが流通していたらしく、それを完全にうまく利用した人の話です。
調べてみましたけど、たしかに可能です。なので、信ぴょう性はそれなりにありそうな気がします。
前の会社が激烈ブラックだったのでそういう休職情報がバラエティに富んでいたんでしょうね。自分も実践してないから自己責任でお願いします。今回はNintendoSwitchのようなノリでそういう休職退職テクのおすそ分けプレイとなります(いらない)
まぁ、ケガにオトクもクソもないけどね。ただ、当時はヘルニアや坐骨神経痛などで1時間以上動けない状況が頻発していたので、軽いうつ病も患っていたと思う。疲れているのに寝れなかったし、ごはんをたべていないのに食欲もなかったから当時は激やせしてたし。 今、思えばそっちで申請しても良かったのかもしれない。
傷病手当金+失業保険の理論値の話
結論を言うと傷病手当金18か月+失業保険300日(約10か月)≒2年4か月
…くらいの期間、給料の2/3くらいの金額が就職するまで入り続けるとのこと。
ケガで入院する機会はなかなかないと思うけど、うつ病の申請ならある程度、任意のタイミングで可能だよなぁ。医者が認めてくれなきゃどうにもならんけどね。
今回の記事は私みたいにブラック会社に数年勤めていてリクナビネクストからある程度転職情報を漁っている人が対象になります。もしくはそんなん関係なくブラック会社で命を落としそうな人…ですかね。
あくまで退職をする際に使うとオトクというだけです。この記事は退職を推奨しているわけではありません。私も実践していないし、プライドを完全に捨てきった生きざまになります。でも、知っておくと多少は人生は楽になるかも。
まぁ、自己責任でご覧ください。人から聞いたブラック会社の休職情報になるので、あんまり責任は持てないとです。
傷病手当金のおさらい
会社の保険に入っていると最長1年半ケガや病気が完治するまで給料の2/3を貰い続けることができます。条件は下記になります。
1、4日以上会社を休む状況が続く場合、傷病手当金の申請が可能
2、1年以上会社の健康保険に加入していないと申請ができない
3、一度つかうと1年以上開けないと傷病手当金の再申請ができない
4、傷病手当金給付期間中に退職してもケガの完治まで給付金が支給
上記の点にはご注意を。失業保険と同時に受けることはできないが、失業保険を受け取る期間を遅らせることは可能なので、損にはなりません。
うつ病で休職許可をもらうには…
医者によって休職をしていいか判断が異なる。なので、休職許可が降りない場合もある。
ここから先はブラック会社の噂できいたツワモノさん情報になります。
ツワモノさんは、心療内科・精神科は1日に1つまでしか通ってはいけないなんて法律はないといい、心療内科ガチャをしたとのこと。…たしかに診察代はかかるけど、合理的ではある(非合理)
なので、症状が気に入らなかったら休職許可が降りるまで色々病院を行脚するというのも手かもしれない。よーしお父さんグーグルマップでくまなく探しちゃうぞー(やらない)
医者にだって都合がある。それに精神薬は劇薬だと聞く。正義感で薬を出したくない医者や病院のキャパを超えてるので不必要に通院させたくないから休職を出さないところもあるだろう。
ブラック会社勤務時は「ここに行くとわりかし休職だしてくれるぞ」みたいな医者の噂が流れてました。もう末期ですよね…。そんな会社。
噂話の傾向として『予約制がなくても当日飛び込みでもいける』ところが穴場なのだそう。実際にそんなとこがあるかは良く分からんですけどね…。
ただ、たしかに言い得て妙である。キャパも満杯で無駄に通院させたくない病院なら当日飛び込み可なんてさせないハズである。まぁ、想像の域は出ないのだが、そうやって辞めていった人も少なからず存在する。よぅ調べるわ。
ちなみに前のブラック会社の就業規則には「1年以上休職した者は解雇を言い渡す場合がある」としっかり明記されていた。よほど多かったのだろうか…。というか病気とかを理由に解雇したら違法なんじゃ…。
うつ病で休職中になると傷病手当金の対象。半年たったら障碍者手帳を申請するツワモノさん
そして、半年以上通院したら障害者手帳3級を申請するらしい。
障害者手帳と障害年金とは別物です。この障害者手帳で毎月お金がもらえるとかそういうのではありません。
ただ、これを申請しておくと失業保険が300日と通常の10倍くらいの期間に膨れ上がります。
ちなみに障害者手帳には1年間の有効期限があります。なので、一生ものものではありません。1年ごとに医師の申請書を市役所に提出すれば更新できますが、完治したりすれば手帳の有効期限もなくなり捨てられるのです。自分の人生のキズにならず、次の職には全然ばれないのです。
「就職困難者」に認定されると失業保険が300日分になる
失業保険と傷病手当金は同時に受給できないので、失業保険を延期して傷病手当金を最長1年半貰います。
その後、失業保険給付時にハローワークで「就職困難者」の認定を受けます。
「就職困難者」の条件に精神障害者手帳を持っていることが条件に挙げられているため、精神障害者手帳を持っていれば、「就職困難者」の認定が通ります。
そうすると給付期間が300日分になります。また自己都合で辞めてしまっていても3か月の給付制限期間はなく、すぐに支給が開始されます。
精神2級以上は「自身一人で生活ができない」など障害年金が認められるかもしれない重度の症状のレベルになってきますが、精神障害手帳の3級は「なんらかの症状があって6か月以上、心療内科の病院に通っていれば」申請が通ります。
ツワモノさんはここを読んで障害者手帳を申請していたんですねぇ~…なるほどなるほどぉ~勉強になるなぁ…ってそこまで考えられる奴がうつ病なわけねぇだろうが!
いや、まぁ私みたいな金に細かすぎる家族の人がサポートした可能性もありますけどね。
あとは失業保険給付中に職業訓練をして給付期間を延命させよう
これはうつ病とか関係なく用いられますが、2/3以上の給付期間を消費していなければ
職業訓練を受けることができます。
その職業訓練期間終了まで失業保険が延長されます。
ninbai-saisei.com
これは私でも知ってるある種、王道の技。ツワモノさんが知ってないハズがないと思う。正直、自分も使おうかなと思ってたけど、それよりも前に就職が決まったので私は使う機会がありませんでしたが。
半年コースが多いですが1年コースもあります。ネットには2年のコースもあるとありましたが私の場合はハローワークに行っても2年コースは見ることができませんでした。 時期的なものもあるんでしょうね。4月に多そうだし。
正直言うと、その人が羨ましかったんですよ。
結構、茶化して書きましたけど、自分はそのツワモノさんが羨ましかったんですよ。
違法性がないこういう抜け道ってのはなんか覗きたくなるものがあります。
自分もパワハラで日常的な神経痛を患い、そういうところからヘルニアを患って退職することとなった経緯があります。多分、休職を出してくれそうな「(都合の)良い医者」が仮に本当にいたとすれば、そういう選択肢をとっていたと思います。
だってそっちの方が傷病手当金も失業保険も両方ともとんでもなく長くなるんだから。
正直、当時、その選択肢をとるだけの余裕は全くなかったですので、当時の私の選択肢にそこまで誤りはなかったと思いますが(負け惜しみ)
ただ、別にお金を不正受給しているわけではないし、長期間支給があった方がしっかり体勢を整えて転職活動をした方が建設的だとは思います。面接中、不安も感じずにどっしりと質問に答えられますしね。
「どこでもいいから受からないと生活ができない」という状況になるとやはりブラック会社に再度捕まってしまいますし。
特に自分の夫や妻、家族がそういう状況になったら、なんの躊躇もなくそういう制度の揚げ足を取っていきましょう。何の問題もありません。 だって、医者がいいって言ったんだから。自分が医者に虚偽の申請をしていなければ問題ない。それは医者の責任だ。甘んじて支給を受ければいいんですよ。
それにそのために会社の健康保険料や失業保険料払ってるんだから。障碍者雇用も受けていも良いし、通常の雇用を受けたっていい。
精神障害者手帳の有効期限は1年だ。長引くようなら市役所の申請書に医師がサインすれば1年単位で再延長できる。なので、一生モノの手帳ではないんです。
私はケガで傷病手当金を申請しましたが、それでも誤った正義感を振りかざすやつはいました。「人様の払った保険料を無駄に使いやがって、こういうズルい奴がいるから世の中が腐るんだ」みたいなことを。
おそらく、うつ病の申請の人はもっときついことをいう輩もいるでしょう。
でも全く気にしないでいいです。だって悪いことはしてないんですから。もう一度言いますが、こういう不慮の事態を想定して毎月高い会社の健康保険料や失業保険料払ってるんだから。
そのお金で再就職できるような焦りの無い就職活動をする方がよっぽど重要じゃないですか。パワハラでそれだけの精神的な損害をブラック会社から喰らったってことじゃないですか。
それを変なプライドで断って再就職できる精神環境を壊すことの方が無意味ですよ。そう、思わんかね?
…まぁ、でも別に?今の会社で?パワハラ受けたら?検討してもいい?みたいな?
よーしお父さんグーグルマップでくまなく探しちゃうぞー(やらない)
【追記】長期間支給だけど、早めに就職した方がいいよ。
ちなみに失業保険残日数が2/3以上残った状態で早めに就職が決まると再就職手当といって7割補正がかかって残日数分一括で貰えます。
1/3以上だに6割に落ちます。それ以下になると貰えません。
なので、いくら長期間支給だからダラダラさぼって途中から本気出すのは違いますよ?精神上、やばいのなら仕方ないですけど。
なので、補正はかかってしまいますが、可能ならさっさと就職して残日数分を一括で頂いちゃいましょう。あくまで目的は転職であって、期間を使い切ってお金を貰いきることじゃないですから。
たしかに理論上、失業保険を貰いきってから就職する方が手当金の総額は貰えるでしょう。ただ、現実問題として長期間になればなるほど転職もしににくなるのは事実なので。
そんな理論値取れるのTASさんだけです。僕らはRTA勢なのだから諦めましょう。7割や6割になったっていいじゃない。誤差だよ!誤差!
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